この記事ではそんな疑問を解決します。
本記事ではネタバレは折りたたみにしてあります。
真相を知りたくない方はご注意を。
目次
鬼隠し編のあらすじ

時代は昭和58年6月。
主人公の前原圭一は東京から田舎の雛見沢村に引っ越してきました。
今までの都会での生活とは異なることに戸惑いつつも、楽しく過ごしていました。
物語は圭一が親類の葬式から戻ってきた3日後から始まります。
登校をいつも待っていてくれる竜宮レナ、1学年上の園崎魅音、トラップ使いの北条沙都子、神社の巫女古手梨花。
魅音の部活に入部し激しい洗礼を受けたり、レナの宝物探しを手伝ったり騒がしい日を過ごす圭一。
連続怪死事件
ある日、圭一はフリーカメラマンの富竹ジロウに出会います。
彼から話を聞いたことで、レナたちが圭一に隠し事をしていたことに気が付きます。
それはダム計画で雛見沢村が沈む予定だったこと、その最中にバラバラ殺人事件があったこと。
そして翌年から毎年6月の綿流しの日に一人が死んで、一人が消えるという怪事件が4年も続いているということです。
村人はこの連続怪死事件を雛見沢の神様であるオヤシロさまの祟りだと恐れていました。
圭一は好奇心からこの事件を調べていきます。
それが楽しかった日常の崩壊だと知らずに。
レナの行動

ここから先はネタバレにならない範囲で解説していきます。
知りたくない方はストップで。
レナが鉈を持っていたのは何故?

ゲームの看板にもなっている鉈を持ったレナ。
普通だったら異常な風景ですが…。
宝探しの時もゴミ山に持ってきていましたよね。
そう考えると日常の様子な気がしますが。
豚骨ショウガ味のカップラーメン

圭一が一人で過ごそうとしていた夜。
レナが扉を開けてと何度もせがんできます(怖い)
レナは家に圭一が一人しかいないこと、夕食がカップラーメンだということを知っていました。
しかも、豚骨ショウガ味だということまで。
罪滅し編を参照。
レナは圭一の母と一緒に買物に行くことがあります。
つまり…。
引っ越してくる前のレナ

大石刑事から昔のレナのことを聞く圭一。
前の学校では窓ガラスを割って暴れたという今では考えられない行動を聞きます。
一体、レナの過去に何が?
詳細な描写はどの媒体にもありません。
予想されるのは浮気した母親への憎しみから精神不安定になったと思われます。
コンシューマー版では赤いカプセル薬「プラシルα」の服用が原因とされます。
※尚、コンシューマー版ではこの薬がある事件の鍵になります。
雛見沢症候群の可能性。
雛見沢症候群は雛見沢の風土病。
L1〜L5まで症状に段階があり、進むほど死に関わる。
極度の妄想、異常行動、人間不審などの症状がある。
おはぎの宿題と針
レナと魅音は休んだ圭一の家におはぎを持ってきます。
魅音はおはぎは2人のどちらが作ったかという宿題を圭一に出していきました。
そして最後に魅音はこう言います。
「明日、学校休んじゃ…嫌だよ」

ゾッとするような目で話す魅音。
口封じのように聞こえますが…。
圭一は体調が悪く、学校を休みました。
単純に言葉の意味と捉えると見えてくるのは心配です。
針はあったのか?
おはぎを食べる圭一。
しかし、口には違和感が…。
思わず吐き出すとおはぎの中に針が入っていました。
驚いた圭一は恐怖から残りのおはぎを捨ててしまいます。
終盤で証拠になると思った圭一は針を探しますが、見つかりませんでした。
圭一はメモで「針が無かった?」と残しました。
おはぎを針ごと捨てています。
しかし、発見出来ませんでした。
この時、魅音はイタズラでおはぎにタバスコを入れていました。
圭一は刺激を勘違いして針と思ったのでしょう。
つまり、針は最初から無かったと思われます。
事件を隠す理由
連続怪死事件について魅音に尋ねる圭一。
魅音はそんなことは無かったと人けり。

一方、大石刑事から話を聞かされた圭一は魅音に嘘つきと言ってしまいます。
圭一は雛見沢に引っ越してきたばかりです。
村の良くない話を聞いて嬉しい人なんているでしょうか?
ダム監督が生きている?

見舞いに来たレナと魅音。
魅音はレナに「監督に連絡した?」と聞きます。
「監督」という言葉から圭一はバラバラ殺人事件の被害者である「ダム工事の監督」だと思いました。
死者なのに何故生きているのか?
祟殺し編を参照。
監督とは雛見沢村に唯一の医療機関、入江診療所の所長である入江京介のことです。
本業の医師のほか、野球チーム「雛見沢ファイターズ」の監督も務めることからレナたちからは『監督』と呼ばれています。
注射器

魅音は懐から注射器を取り出します。
圭一は富竹を殺害した薬品が入っているのだと思いました。
魅音がだしたのは注射器では無くマジック(ペン)。
何故マジックなのかは後述。
富竹と同じ目
魅音は圭一におはぎの宿題の罰ゲームだと言います。
そしてこう告げるのです。

「富竹さんと同じ目に合ってもらう。」
富竹ジロウはたしかにオヤシロさまの祟りで死亡してしまいました…。
喉を自分の爪で血が出るまで引っ掻くように。
このセリフが本編において最重要だと思います。
魅音、レナ、圭一が見ていた富竹の罰ゲームです。
綿流しの夜で部活メンバーとして参加した富竹。
彼は最下位で罰ゲームを受けました。
罰ゲームの内容はみんなで彼のシャツにマジックで落書きを書くことでした。
圭一の最期

圭一は大石刑事に電話をします。
大石刑事は圭一との会話から彼の異変を感じました。
圭一は喉を掻き毟って死亡します。
これは雛見沢症候群のレベル5症状です。
つまり、村や仲間が異常だったのでは無く、圭一だけが異常を起こしています。
※他のキャラクターの発言も圭一を心配、元気づけようとしていることに気がつくはずです。
鬼隠し編その後
一応言及されてはいませんが、鬼隠し編はその後、祟殺し編の結末と同じと推測されます。
物語は綿流し編へと続きます。
ひぐらしのなく頃にの鬼隠し編を読んだけど、良く分からない。
ネタバレありで解説が欲しい。