【考察】『TRIGUN STAMPEDE』シリーズ完結編の内容を原作から予想
『TRIGUN STAMPEDE』のシリーズ完結編について、原作を元に展開を予想していきます。
アニメではCGを使った新たなアニメーションとなりつつも、ストーリーは漫画『トライガン』
をなぞった展開でした。
今回は完結編の展開について、原作と同じと予想し、内容についても解説していきます。
是非、最後までご覧ください。
完結編はトライガンマキシマムの内容か?
原作通りだとするとTRIGUN STAMPEDEは従来の要素を詰め込みつつ、漫画『トライガン』のストーリーでした。
これは予想なのですが、完結編では漫画『トライガン・マキシマム』の話に沿っていくのでは無いかと思います。
実際、最終話にマキシマムで登場するリィナ、クロニカの名前がありました。
とはいえ、リヴィオやエレンディラもマキシマムからの登場なのですが。
英雄の帰還
ここから先はネタバレ注意です!
漫画『トライガン・マキシマム』は『トライガン』から2年後から始まります。
月に大穴をあけたフィフスムーン事件(STAMPEDEではジュライの消滅)。
ある町に立ち寄ったウルフウッド。
酒場にいるとリィナという少女を見つけます。
リィナは祖母とエリクスというメガネの男性と暮らしていました。
エリクスはボロボロになっているところをリィナに拾われ、家族として迎えられていました。
街では、ヴァッシュはギャング団として名をはせていました。
ギャング団に誘拐されるリィナ。
ウルフウッドとエリクスはたった2人で助けに向かいます。
ヴァッシュはリィナを人質に、エリクスに銃を捨てるように言います。
捨てたタイミングで銃を向けるヴァッシュ。
しかし、ヴァッシュは倒れ、エリクスの銃が煙を吹いていました。
エリクスは言います。
「偶然だね。俺も同じ名前なんだ。」
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シップへの襲撃
GUNG-HO-GUNSの雷泥との戦闘で、隠れ里(シップ)の場所を突き止められたことを伝えられるヴァッシュ。
STAMPEDEでは艦(ホーム)かと思います。
ブラドとルイーダがいる場所です。
急いでシップに向かうと、ヴァッシュを暖かく迎えてくれる皆。
ふと、緊張が緩み微笑むヴァッシュ。
次の瞬間、皆がバラバラに崩れました。
それはGUNG-HO-GUNSのレオノフ・ザ・パペットマスターの人形でした。
シップ内でヴァッシュはレオノフと、ウルフウッドはグレイと戦います。
プラントとの融合
ナイブズはプラントと融合し、巨大な力を手に入れます。
ヴァッシュと対峙したナイブズはお互い食い違う意見から、ヴァッシュを取り込もうとします。
が、逆にヴァッシュの意思に飲み込まれそうになります。
レガートにヴァッシュを拘束させ、方舟という船を起動します。
船の進行方向にあるプラントを奪い、ますます強大になっていくナイブズ。
船からなんとか脱出するヴァッシュとウルフウッド。
リヴィオとマスターチャペル
かつて育った孤児院を占拠されたウルフウッド。
その相手はリヴィオとマスターチャペルでした。
マスターチャペルはウルフウッドとリヴィオの師匠です。
ウルフウッドは孤児院の秘密を知り、犠牲者を出さない為に任務中にチャペルを抹殺。
しかし、チャペルはかろうじて生きており、身体強化の薬物による副作用で老化したのでした。
チャペルはウルフウッドに復讐する為に孤児院を占拠したのです。
なんとかリヴィオを気絶させ、チャペルに狙いを定めたウルフウッドですが…。
トリップ・オブ・デス
突如起き上がるリヴィオ。
その両手と背中から生えた義手には3丁のパニッシャーが(ウルフウッドが持つ十字架型の火器)。
リヴィオの別人格、ラズロ・ザ・トライパニッシャー・オブ・デスが姿を出しました。
3つ同時のパニッシャーは火力も凄まじく、ウルフウッドは絶望します。
チャペルとリヴィオによってウルフウッドは追い詰められますが、ヴァッシュが加勢にきます。
同時にチャペルを薬物大量摂取(オーバードーズ)で辛くも撃破。
しかし、それは文字通り命がけの選択でした。
オーバードーズにより、ウルフウッドは助からないことを察知していたのです。
リヴィオを取り戻す為、ウルフウッドはラズロとパニッシャー同士で戦います。
結果、ラズロの心が折れ、リヴィオは意識を取り戻すことに成功します。
「おかえりなさい」
ウルフウッドは孤児院を守り、リヴィオの帰還に成功します。
方舟の接近を知らせるブラドはシップに孤児院の人たちを避難させます。
孤児院のおばちゃんはウルフウッドがニコラス(孤児院でのウルフウッドの名前)だと気がついていました。
ウルフウッドはおばちゃんに誤魔化してくれと、良く似た他人でいいと伝えます。
シップを見送り、ソファーで酒を飲むウルフウッドとヴァッシュ。
そんな中、空から降ってきたのは…。
号泣必死のシーン。
ウルフウッド亡き後、リヴィオは恩を返す為、ヴァッシュと共に旅立ちます。
いよいよナイブズとの最終決戦が始まります。
二重牙vs紅釘
リヴィオはエレンディラと対峙します。
エレンディラは無数の釘で戦いますが、リヴィオは再生能力で食らいつきます。
終始圧倒されるリヴィオですが、戦闘中にラズロが復活。
猛攻をしかけるラズロ。
しかし、それですらエレンディラには届きません。
最終手段として二人の意識を統合します。
作戦は上手くいき、エレンディラと拮抗します。
これに対し、エレンディラは無数の釘でリヴィオの体を粉々にします。
しかし、リヴィオの口にはウルフウッドが最後に残した薬が加えられていました。
「あんたは強い。あんたは負ける。俺とラズロと、『あのひと』に負けるんだ。」
不殺の枷
一方、ヴァッシュはレガートと対峙。
ナイブズへの忠誠心から自身の能力を弱体化させ、実力のみで勝利しようとします。
レガートは作中の人間でもトップの実力を持っていますが、ヴァッシュには叶わず。
倒れるレガートは敗北に納得し、ヴァッシュに撃たれることを望みます。
もちろん、ヴァッシュは敵とはいえ、命を奪うことに苦悩します。
自身の命を冒涜されたレガートは、エレンディラの死体を操り、リヴィオを人質にします。
レガートを殺し、リヴィオを救うか。
不殺のままでリヴィオを殺すか。
これを止める手段を持たなかったヴァッシュはレガートを殺害します。
150年の不殺の枷を解いてしまいました。
「君が命をかけて守ったんだ。それが無くなるなんて、耐えられるわけ無いじゃないか。」
兄弟
ヴァッシュは自身をケーブルでナイブズと直接つなぎ、プラントとの分離を図ります。
作戦は成功し、ナイブズと対峙します。
自身が間違っていたことに気がついているも、ここまできて引き下がれないナイブズ。
「どこで変わってしまったのか、世界でたった一人の兄弟なのに。」
攻撃を外したナイブズに銃を構えるヴァッシュ。
しかし、その銃弾は二人の頭上で攻撃をしようとしていた地球船団の隊員、クロニカの行動を阻止していました。
ヴァッシュは船から脱出する際。
炎に包まれる中、レムの最後の言葉を思い出していました。
「ヴァッシュ。ナイブズを一人にしないで。」
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完結編について
続報を待ちましょう!
TRIGUN STAMPEDEの完結編ってどうなるの?
原作ではどうなっているのか知りたい。