本記事ではこんなお悩みを解決します。
Adobeが提供をすると宣言した『Adobe Firefly』。
AIによる画像生成の中でも今、注目されているサービスの1つです。
人工知能の学習に自社の著作権フリーの画像、写真である「Adobe Stock」を使っています。
その為、出力される画像の生成物が既存の物と一致しないクリーンなAI画像となっています。
今回は『Adobe Firefly』の新機能を解説します。
本項目も最後まで読んでいただけると幸いです。
『Adobe Firefly』は現在βテスト中です。
画像の商用利用などは正式サービスになるのを待ちましょう。
目次
『Adobe Firefly』が日本語に対応
![](https://kazuhirog.com/wp-content/uploads/2023/07/Screenshot-2023-07-13-21.21.09-800x314.jpg)
『Adobe Firefly』の画像生成が日本語入力に対応しました。
先月は英語でないとだめだったんですけどね。
日本人として、これは嬉しい機能です。
いちいちGoogle翻訳をかけなくても、思いついた文章を入力すれば良いのですから。
「プロンプトや英語が分からない」という方でも、すぐに作れるのは利点ですね。
単純に、「作りたい画像のイメージの文章」を文章で書くだけ。
小学生でも出来そうなくらい簡単です。
日本語の文章で画像を生成してみる
![](https://kazuhirog.com/wp-content/uploads/2023/07/Screenshot-2023-07-13-21.26.25-e1689251233645-706x450.jpg)
試しに「日本ではおなじみのシーン」の画像を入力してみました。
アートでは微妙でしたが、写真だと良い感じに作れますね。
Adobeはアメリカの会社なので、写真やアートも海外っぽい雰囲気です。
こればかりはしょうがありません。
アップデートで改善していく可能性も十分あるので、気長に待ちましょう。
「テキスト効果」も日本語が使えるよ!
![](https://kazuhirog.com/wp-content/uploads/2023/07/Screenshot-2023-07-13-21.35.44-696x450.png)
なんと、テキスト効果でも日本語が使えます。
平仮名だけではなく、漢字、カタカナにも対応しているので、幅広く使えそうですね。
メニューバーの左にテキストを入力。
右に背景となる要素を入力します。
背景の画像も下に表示されるパターンから選択出来ます。
右メニューのシェイプは画像のイメージの表現を調整出来ます。
シェイプを【タイト】にすると「効果」が抑えめに。
逆に【ルーズ】にすると強めに表現されます。
フォントはゴシックや明朝体も選択出来る
![](https://kazuhirog.com/wp-content/uploads/2023/07/Screenshot-2023-07-13-21.45.57-370x450.png)
テキストのフォントも、日本語が選択出来るようになっています。
明朝やゴシックなど、普段の生活で使っているフォントを使用できます。
パソコンなどで普段目にする機会が多いフォントです。
違和感なく、テキスト生成出来そうですね。
正式版で使えるフォントは増えるのでしょうか。
ユーザー側でアップしたフォントが使えるようになれば、更に楽しめそうです。
新機能「生成再配色」が試せる
![](https://kazuhirog.com/wp-content/uploads/2023/07/Screenshot-2023-07-13-22.06.47-800x292.jpg)
しれっと追加されていた新機能。
【生成再配色】が使えるようになりました。
こちらの機能は画像の構図や配置はそのままに。
カラーパターンのみを変更します。
画面左下の犬の画像が生成再配色のアイコンですね。
クリックしてみましょう。
![](https://kazuhirog.com/wp-content/uploads/2023/07/Screenshot-2023-07-13-22.13.54-800x409.png)
ここでは選択もしくはアップロードした画像のカラーバリエーションを変更できます。
SVGファイルが手元になくても、ページの下にある画像を選択することで、お試しでの使用が可能です。
実際に好きな画像を1枚選択し、やってみましょう。
![](https://kazuhirog.com/wp-content/uploads/2023/07/Screenshot-2023-07-13-22.24.03-800x372.jpg)
画面右上の元画像の構図はそのままに。
配色だけプロンプト通りに変更しました。
変えたいカラーも、画面下部のバーに日本語で打ち込むだけでOKです。
出力されるパターンも4種類なので好きなものを選びましょう。
勿論、気に入らなければ、更新すればまたカラーを再配色してくれます。
「サンプルプロンプト」を活用しよう
![](https://kazuhirog.com/wp-content/uploads/2023/07/Screenshot-2023-07-13-22.30.14-349x450.png)
「配色のセンスが無くて自信がない」
そんなあなたでも大丈夫。
画面右のサンプルプロンプトを選ぶと、予め用意されたカラーパターンを反映してくれます。
ランダムに楽しむのも良いですよ。
「ハーモニー」で配色に指示を出す
![](https://kazuhirog.com/wp-content/uploads/2023/07/Screenshot-2023-07-13-22.30.38-710x450.png)
画面右下の【ハーモニー】機能。
こちらをクリックすると、配色パターンに指示が出来ます。
例えば、【類似色】に設定し、【赤】を選択すると、赤をメインに似ているカラーを反映します。
赤っぽい色なので、オレンジやピンク、紫などですね。
上手く使えば、デザイン性があがりそうです。
さいごに
![](https://kazuhirog.com/wp-content/uploads/2023/07/Screenshot-2023-07-13-22.45.15-800x327.jpg)
『Adobe Firefly』はまだベータ版なので、お試しでしか触れられません。
サイトを見ると、まだ開発中の機能があります。
特に、『テキストからテンプレート作成』が気になりますね。
『スケッチから画像作成』も、漫画をフルカラーにすることとか出来るのではないでしょうか?
いずれにせよ、正式なサービス開始が待ち遠しいです。
早く使いこなしたいですね。
『Adobe Firefly』って英語じゃないと使えないって本当なの?
日本語で入力するにはどうしたら良いの?