AIを使った画像の生成は昨今目まぐるしい発展を遂げています。
そのサービスやサイトも多種多様にです。
一方で、初心者にとってはハードルが非常に高いです。
特に、英語。
サービスが海外サイトで英語表記だったり。
また、画像生成に必要なプロンプトは基本的に英語です。
本記事ではAIイラスト、画像生成で日本語に対応したサービスを紹介します。
中には無料でも利用可能なサイトもありますので、是非最後まで御覧ください。
目次
「日本語」の定義について
一口に「日本語」といってもサービスによって様々です。
- サイトが日本語に対応
- プロンプト(呪文)が日本語に対応
本記事ではそれぞれ分けて説明します。
日本語が使えるサービス
日本語に対応したサイト
日本語に対応しているサービスを紹介します。
「設定ってどれ?」「どこで画像生成するの?」
そんなサービスの操作に困っている方におすすめ。
Google翻訳機能を使えば良いのですが、いちいち使うのも面倒ですよね。
なので、最初からサイト自体かプロンプトで日本語を使えるとストレスがなくなります。
NovelAI
![](https://kazuhirog.com/wp-content/uploads/2023/04/cardgirl-s-3069092306-675x450.jpg)
僕が愛用しているAIイラストサイトです。
アニメ調のイラストを作りたい方にはNovelAIがおすすめ。
尚、NovelAIは有料プランしか対応していません。
サイトは設定を変更することで、表記を英語か日本語かが選べます。
使い方は下記の記事で簡単に解説しています。
日本語への設定変更も説明していますので、是非ご覧ください。
日本語対応はサイトのみ。
画像生成に必要なプロンプトは英語になりますのでご注意を。
PixAI.Art
![](https://kazuhirog.com/wp-content/uploads/2023/06/Screenshot-2023-06-15-20.15.31-e1686829059667-800x300.jpg)
『PixAI.Art』は画像の生成だけではなく、投稿も出来るサイトです。
サイト上で画像を作れるため、ソフトのインストールや高性能なPCが無くてもOKです。
メニュー画面は日本語なのですが、ところどころが英語です。
投稿されたイラストはプロンプトを公開している場合があるので、参考にすれば同じような画像をすぐ作れてしまうのがメリット。
詳しい使い方は下記の記事にまとめました。
chichi-pui(ちちぷい)
![](https://kazuhirog.com/wp-content/uploads/2023/07/Screenshot-2023-07-11-23.34.26-e1689086415400-800x410.jpg)
chichi-pui(ちちぷい)はAI画像専門の投稿サイトです。
AIイラストは勿論、AIグラビアも投稿されています。
最近、AIイラスト生成機能が追加されました。
ウェブ上で完結しますし、登録していれば無料で試せます。
詳しい使い方は下記の記事にまとめました。
日本語プロンプトに対応しているAIイラストサービス
画像生成に必要となるプロンプト。
そのプロンプトを日本語でも画像生成出来るサービスです。
実際に使ってみたところ、英語でプロンプトを入力した方が反映されやすいと感じました。
とはいえ、お試し目的で遊んで見るのは全然ありです。
Midjourney
![](https://kazuhirog.com/wp-content/uploads/2023/04/1325-450x450.jpg)
MidjourneyはDiscordを使ったAI画像生成サービスです。
誰にでもたった数分で簡単にクオリティが高いイラストが書けると話題になりました。
使い方はとても簡単。
Discordで初心者部屋(newbies-○○)に入り、「/imagine」と入力。
/imagine promptと表示されたらその後ろにキーワードを入れるだけ。
無料プランでは生成出来る画像の枚数に制限があります。
詳しい操作はこちらを参照ください。
にじジャーニー
![](https://kazuhirog.com/wp-content/uploads/2023/04/a1a4e7d-7fc1-4275-b3ad-89f18132347d-800x448.jpg)
にじジャーニーは日本の漫画、アニメ風のイラストに特化した画像生成サービスです。
使い方はMidjourneyと同じく、Discordを使用します。
プランも同じです。
こちらも日本語である程度は判定してくれますが、詳細を描く部分は英語の方が良いですね。
文章で画像を生成出来るサイト
AIサービスによってはプロンプトが要らず、文章から画像を生成出来るサービスもあります。
こちらもサービスによっては日本語が使えます。
AIのべりすと
![](https://kazuhirog.com/wp-content/uploads/2023/04/2295-675x450.jpeg)
AIのべりすとは文章から画像を生成出来るサイトです。
試しに「日本の風景と女の子」と入力してイラストを作ってみました。
元々日本語のサイトなので、使いやすいのも特徴です。
設定で画質やサイズなどもいじれるので、軽く楽しみたい方におすすめ。
アワートAI
![](https://kazuhirog.com/wp-content/uploads/2023/07/4d64e22c-f89b-439f-970f-793ec7c8f96d-800x450.jpg)
『アワートAI』はAI画像を投稿&生成出来るサイトです。
こちらは日本語でのプロンプト入力は勿論、AIにプロンプトを相談まで可能なサービス。
有料プランはありますが、無料でも生成は出来ますので、まずは試してみてはいかがでしょうか。
Bing Image Crator
![](https://kazuhirog.com/wp-content/uploads/2023/06/Screenshot-2023-06-25-20.07.39-1-800x323.jpg)
Bing Image CratorはMicrosoftの画像生成サイトです。
こちらはアップデートにより、日本語に対応するようになりました。
詳しい使い方は下記を参照願います。
Canva
![](https://kazuhirog.com/wp-content/uploads/2023/06/Screenshot-2023-06-22-22.29.02-762x450.jpg)
Canvaは誰にでも利用が出来るデザインツールです。
多数のテンプレートが存在し、ブログには勿論、インスタグラム等のSNSでも人気です。
仕事にも使えるので、導入している企業も多くなっています。
「Text to Image」機能
「Text to Image」は入力した文章から画像を生成してくれます。
こちらは有料プランだけではなく、無料でも使うことが可能です。
ただ、デメリットとして1日の生成に回数制限があります。
詳しい使い方はこちらの記事にまとめました。
Adobe Firefly
![](https://kazuhirog.com/wp-content/uploads/2023/07/Screenshot-2023-07-13-21.21.09-800x314.jpg)
PhotoshopなどでおなじみのAdobeのAI画像生成サービス『Adobe Firefly』。
著作権フリーの画像や写真を人工知能に学習させることで、クリーンな生成を目指して開発されています。
現在、ベータ版のテスト中なので、商用利用などは出来ませんが、試しに触れることが出来ます。
こちらもアップデートにより日本語での入力に対応しました。
正式なリリースはまだですが、どんな機能があるか除いてみてはいかがでしょうか。
9月より正式にサービス開始になりました。
SeaArt AI (シーアートAI)
![](https://kazuhirog.com/wp-content/uploads/2023/10/Screenshot-2023-10-06-22.56.47-800x337.jpg)
SeaArt AI (シーアートAI)はウェブ上で高機能なツールを使えるサービスです。
モデルも多数使用可能で、オンライン上でstable diffusionを使っているような感覚です。
無料でも毎日貰えるトークンを使って画像生成ができます。
レベルの高い画像をサクッと作れるのは嬉しいですよね。
ChatGPT(DALL·E 3)
![](https://kazuhirog.com/wp-content/uploads/2023/10/Screenshot-2023-10-11-23.18.37-800x409.jpg)
ChatGPTで画像生成AIのDALL·E 3が使えるようになりました。
プロンプトは勿論、細かい調整まで日本語で指示が可能です。
利用には有料プランが必須ですが、その価値は十分あるでしょう。
無料でも利用出来るのは?
今回ご紹介した中で無料登録でもご利用可能なのは以下の通りです。
- PixAI.Art
- chichi-pui
- AIのべりすと
- アワートAI
- Adobe Firefly
- Bing Image Crator
- Canva
- SeaArt AI
これらは無料プランでも画像生成出来ますので、AIイラストに軽く触れたい方は是非使ってみてください。
また、ブラウザのみでAI画像を作れるサイトもありますので、よろしければこちらもご覧ください。
まとめ
今回は日本語に対応している画像生成サービスを紹介しました。
現在、一般的なのは英語ですが、もしかすると今後は日本語に対応したサイトが多くなるかも知れません。
対応サイトが増えたらこちらにも追加していきますので、お見逃しなく。
アニメ風の画像を作る記事はこちら。
「画像生成したいけど、英語ばっかり」
「日本語でもOKなサイトを教えてほしい」
「無料で始めたい」