本記事ではこんなお悩みを解決します。
AIによる画像生成は昨年から大きく加速しています。
パソコンからは勿論、スマホでも画像を作れるようになりました。
しかし、問題もあります。
AIの生成物に対する著作権や商用利用の問題です。
現在は国が後追いの形で法律を整備していますが、様々な問題点をクリアしようとしたのが『Adobe Firefly』です。
今回も最後まで読んでいただけると幸いです。
目次
『Adobe Firefly』とは
![](https://kazuhirog.com/wp-content/uploads/2023/06/Screenshot-2023-06-10-20.50.53-800x345.jpg)
『Adobe Firefly』はAdobeが発表した新たな画像生成AIの一つです。
画像を作るAIは今までも多々ありましたが、『Adobe Firefly』は新たな試みを持っています。
学習AIに「Adobe Stock」の素材を使っている
![](https://kazuhirog.com/wp-content/uploads/2023/06/Screenshot-2023-06-10-21.02.14-800x404.jpg)
Adobe Stockは商用利用が可能な著作権フリーの画像素材サービスです。
3億点以上の画像を使うことが出来ます。
AIで画像を作るには、「学習」と「生成」の2つの工程が必要です。
現在、Stable DiffusionやMidjourneyといったサービスでは、この学習部分で未許可の画像が使われている可能性が高く、問題になっています。
『Adobe Firefly』はこの問題を打破するかのように、著作権が無い画像を学習に使っています。
なので、「学習」でのAIの権利問題をクリアする動きが見えますね。
また、著作権フリーを活かし、商用利用も可能とのことです。
『Adobe Firefly』の料金は?
![](https://kazuhirog.com/wp-content/uploads/2023/06/Screenshot-2023-06-10-20.51.38-800x345.jpg)
現在、『Adobe Firefly』はベータ版を利用可能です。
ベータ版は無料で利用出来ますが、商用利用が不可能なので、注意です。
個人向けプランがどうなっていくか気になりますね。
「Adobe Firefly エンタープライズ版」プラン
企業向けプランの「Adobe Firefly エンタープライズ版」が発表されました。
こちらも詳細はまだ未確定ですが、独自のブランドをAIに学習できる機能があるとのことです。
『Adobe Firefly』の使い方
Adobeのアカウントがあれば誰にでも使用可能です。
今回はアカウントの作成からご説明します。
Adobeのアカウントを作る
アカウントがある方はそのままログインで。
持っていない方はアカウントを作りましょう。
![](https://kazuhirog.com/wp-content/uploads/2023/06/Screenshot-2023-06-10-20.58.04-800x235.png)
いずれにせよ、画面右上からログインします。
![](https://kazuhirog.com/wp-content/uploads/2023/06/Screenshot-2023-06-10-22.29.39-777x450.jpg)
アカウントがある方はそのままログインを。
無い方は「アカウントを作成」をクリックします。
メールアドレスは勿論、Google、Facebook、Appleのアカウントを連携することでも利用出来ます。
アカウントを作ると利用規約が出ますので、読んで了承したら「同意して続行」をクリックします。
テキストから画像を作る
では実際に画像を生成してみましょう。
![](https://kazuhirog.com/wp-content/uploads/2023/06/Screenshot-2023-06-10-23.03.54-434x450.jpg)
画面左端にある、「text to image」をクリックします。
タイトルの通り、文章から画像を生成します。
![](https://kazuhirog.com/wp-content/uploads/2023/06/Screenshot-2023-06-10-23.06.32-800x288.jpg)
画面下部のバーに作りたい画像を文章で入力します。
この文章は現在、英語のみに対応しています。
日本語でも判定が出来るようになりました。
試しにねこを作ってみましょう。
![](https://kazuhirog.com/wp-content/uploads/2023/06/Screenshot-2023-06-10-23.09.09-800x374.jpg)
クリスマスツリーを背景に、ねこのイラストを作成してくれました。
右のメニューから、こんどは写真にしてみます。
![](https://kazuhirog.com/wp-content/uploads/2023/06/Screenshot-2023-06-10-23.10.01-800x361.jpg)
イラストのイメージから写真のような画像が出来ました。
これは凄いですね。
![](https://kazuhirog.com/wp-content/uploads/2023/06/Screenshot-2023-06-10-23.19.15-800x321.jpg)
グラフィックにすると、ちょっとコミカルな感じの画像になりました。
アイコンとかに向いてそうですね。
危険な画像生成を防止する機能も
![](https://kazuhirog.com/wp-content/uploads/2023/06/Screenshot-2023-06-10-23.32.32-800x279.png)
Adobe Fireflyでは特定の言葉で画像を生成しない機能がついています。
犯罪やリテラシーに違反している画像は作れません。
誤って危険な画像を作るということも無さそうですね。
テキスト効果
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個人的に面白いと思ったのがテキスト効果です。
これは名前の通り、テキストに様々なエフェクト、装飾が可能です。
![](https://kazuhirog.com/wp-content/uploads/2023/06/Screenshot-2023-06-10-23.44.40-800x358.jpg)
サイトや企業のロゴの使えそうですね。
パターンもたくさんあるので、ぜひお試しあれ。
さいごに
![](https://kazuhirog.com/wp-content/uploads/2023/06/Screenshot-2023-06-10-23.30.45-800x363.jpg)
今回は画像生成AIのAdobe Fireflyをご紹介しました。
ビジネス関係はこちらを使うのがおすすめですね。
『Adobe Firefly』でAIが画像生成出来るって聞いたんだけど、他のサービスとどう違うのか気になる。