パノラマも作れる?!ミッドジャーニーの『パン』&『バリエーション』を分かりやすく解説

悩める人

ミッドジャーニーに矢印や筆のアイコンが増えたけど、使い方を知りたい。

本記事ではこんなお悩みを解決します。

数週間前にヴァージョンアップされたミッドジャーニー。


その後、しれっと新機能が追加されていました。


僕も使っていて、「あれ?こんなのあったっけ」と思ったくらいです。

実は、今回のアイキャッチは上の画像を元に、追加された機能で生成しました。

縦長から横長に生成が可能になったのは驚きですよね。


面白い機能ですので、是非使ってみてください。

今回も、最後まで読んでいただけると幸いです。

目次

『Variations』(2つのバリエーション)

まずは通常通り、画像を生成します。

今回は水着キャラにしてみました。


生成した画像からどれでも良いので、お気に入りの画像を選択。

U3の左下の画像を使って解説していきますね。

しれっと追加されたこのバリエーション機能について解説します。

今度は光っているステッキのようなアイコンをクリックします。


実は、以前からこのバリエーションのボタンは存在しています。

しかし、1つのボタンしかありませんでした。


今回のアップデートで、バリエーションにも選択肢が出来たので、生成が幅広くなっています。

Subtle(微量)

Subtleは微妙なという意味です。

プロンプトのを微量、反映してくれます。

変化が小さい画像のバリエーションを生成する機能ですね。


画像を例にすると、構図はそのままで、表情や背景に微妙な変化があることが分かりますね。


「ここだけ変えてほしい!」という場合はこちらで対応するのがおすすめです。

Strong(強調)

Strongでは選択画像の大まかなイメージはそのままに。

キャラクターの向きや背景といった要素が変わります。


特に構図に関してはパッと見て分かるレベルですね。


「キャラクターは気に入ってるけど、違うポーズにしたい。」

そんなときはStrongのバリエーションを使ってみましょう。

『Panning』(パン、パンニング)

選択した画像がアップで表示されました。

画面のアイコンで上下左右の矢印アイコンがありますよね。

ここを押すとパン(パンニング)機能が使えます。

パンニングってどんな機能?

パンニングはカメラを固定したまま、水平や垂直に撮影する方法です。

ミッドジャーニーでは、生成された画像を中心に、上下左右に追加部分を生成していく機能になります。


実際にやってみましょう。

やり方は先程の上下左右のアイコンをタップするだけです。

パンで左を選択

先程の画像を中心に、画面が左方向へと移動しました。

それに伴い、画像も生成されています。


今回は女の子が追加されました。

他にも動かしてみる

先程と逆に右へパンしたパターンです。

こちらは上方向へシフトしてみました。

こちらは下へとカメラを移動したパターンです。

微妙に細部が異なるので、気に入った画像を選択して調整していきましょう。

【応用】パノラマ画像を作る

パンを利用すると、パノラマのようなストーリー画像が作成出来ます。

設定をすれば簡単に作れますので、実際にやってみましょう。

リミックスモードに変更する

まずは設定でリミックスモードにします。

やってなくても出来ますが、リミックスモードにしておくと、パンするたびにプロンプトを変更出来ます。

設定の方法は下記の通りです。

『 / 』と入力し、コマンドの【/settings】をクリックします。

設定メニューでサイコロのアイコンをした、【Remix mode】をクリックし、緑になれば完了です。

パノラマ画像を作ってみよう

百聞は一見に如かずということで、実際に作ってみましょう。

今回は町並みの風景画像でやっていきます。

先程解説したパンを選択し、右へとカメラを移動していきながら生成してみます。

Remixに設定して場合、パンのボタンを押すとプロンプトが表示されます。

ここを変えることで、移動先の画像にプロンプトが反映されるしくみです。

連なった画像にしたいので、このまま同じプロンプトで作ってみます。

こんな感じになりました。

風景の画像は使ってみると面白そうですね。

勿論、使うたびにプロンプトを変えられるので、楽しみ方は無限大です。

他の機能も併用してみよう

今回ご紹介している機能は勿論、以前のツールと併用可能です。

例えば、上のエルフの女性の画像。


アップしすぎているので、パンを使っても広がりが小さいです。

そこでズームアウトを使います。

2倍のズームアウトをし、左に移動します。

プロンプトで森や木を指示。


イメージとしては、森の中に佇むエルフの女の子です。

すると、このような全体が見れる画像になりました。

ただのズームアウトではなく、被写体のエルフが画面右にズレているのが分かりますね。

今回はとても簡単なプロンプトしか使っていませんが、それでもこのような創造性が高い画像を違和感なく生成出来ます。

ミッドジャーニーの機能なので、当然にじジャーニーでも使用可能です。

是非、うまく活用し、あなたのだけの画像を作りましょう。

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この記事を書いた人

AIで遊んでいるただの会社員

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